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もう1月も半ばになって、いまさらですが…
『明けましておめでとうございます!
 今年もサクセス・サプリをよろしくお願いいたしますm(__)m』
さて、第5回コラムにご登場いただくのは、ソニー株式会社 ダイバーシティ開発部でキャリア課題に取り組んでいらっしゃる萩原様にご登壇いただきました。
女性の視点でのご意見にはいろいろと共感するモノがありました。是非、ご一読ください。
2011/01/15
No. 05 両立に挑戦する女性の支援を目指して
ソニー株式会社 人事部門
ダイバーシティ開発部 統括部長 萩原 貴子 氏
先日、あるワークライフバランスをテーマにしたシンポジウムで、二人の女性の話が印象に残りました。いずれも修士あるいは博士号をもつ専門職であり、子どもを育てながらキャリアを築きつつある魅力的な30代女性です。
Aさんは、「女性を武器にしない、女性であることに甘えない、女性であることを忘れない」をモットーに、コンサルティング業界に身をおき、夫婦で幼児期のお子さんの子育てを協力しあいながらキャリア構築中。ワークライフバランスを実践する制度が充実してなければ自ら会社に働きかけ整備していけばよいと、前向きで潔い発言がありました。
Bさんは、大企業の研究織。第一子の育児休職中に第二子を出産し、会社の制度をフル活用し数年にわたる育児休職を取得。休職中は専業主婦の生活を満喫し、地域や人との関わり方を学んだり、母親としての土台づくりであり、また自分自身を別の観点で成長させてくれた時期とのこと。今後は周囲への感謝を忘れず社会への責任を果たしていきたいと、休職期間中が自分を大きく育ててくれる機会だったと、穏やかな口調ながら明言していました。
シンポジウムという場での発言でもあり、二人とも自分自身の生き方に自信をもって前向きに語っていましたが、両立する女性のロールモデルとしてまだまだパイオニア的存在であり、周囲の期待感から頑張る姿を見せるしかないと前向きな発言に終始したのかもしれませんが、どこかで本音を言える環境を持っていてほしいと感じました。
彼女達のような期待されている女性社員の中には、プロモーションにつながりそうな仕事が来ると、「もうこれ以上頑張れません」とせっかくの機会を自ら断るという話をよく聞きます。実際に仕事も家庭も精一杯向き合って日々頑張っているので、本音の言葉だろうと思うことも度々です。せっかくの機会もその言葉で本人も上司も諦めざるをえなくなることが日常茶飯事で繰り広げられているのではと想像しますし、それが女性の活躍推進の阻害要因にもなっていると考えています。
こういう時に女性社員の本音に寄り添えるかどうか、そして少し先まで視野にいれた自分の働き方を考えるチャンスにできるかどうか、組織の一員として彼女達がどういう期待感を持たれているのか、今を乗り切るためのヒントやネットワークを提供して上げられるかなど、いまこそキャリア・アドバイザーが担える役割は大きいのではないかと考えます。
幸いにして、育児期の環境理解のための情報も増えてきている中、男女に関わらず、育児経験の有無に関わらず、キャリア・アドバイザーとして支援できる環境もできてきつつあると思います。
女性の活躍推進が将来の日本の活性化には避けて通れない課題であることを再認識しつつ、多くのキャリア・アドバイザーの方々が、女性達、特に育児・介護との両立に挑戦している女性達を、積極的に支援していただきたいと思います。

私もワーキングマザーの相談を受けることが多々ありますが、家庭であれ職場であれ、自分だけで両立するための環境を整えるというのは限界があります。ワーキングマザー支援もキャリア・アドバイザーの大事な使命と思ったコラムでした。
次回は2月ですが、次のテーマにもご期待ください!
No.04 「選択肢のある時代に生きるということ」
by:株式会社ぐるなび 田中潤氏
No.03 「キャリア・アドバイザー活動の現場から」
by:サントリーホールディングス株式会社 山田昇氏
No.02 「キャリアについて考える」
by:日本ヒューレット・パッカード株式会社 打田浩明氏
No.01 「キャリア・アドバイザー活動」
by:慶應義塾大学SFC 花田光世教授

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